業務用エステ機器の超短波機能

超短波の機能を持つ業務用エステ機器について、ここではわかりやすく解説しています。

そもそも超短波とはどんなものなのでしょう。よく知らないという方も多いと思いますが、実はとても身近なものなのです。

その仕組みと効果、メリットを紹介します。

超短波の仕組み

「超短波」は英語で「Very High Frequency」、略してVHFとも呼ばれています。

地上アナログ放送を受信するためのアンテナとしてVHFアンテナがありますが、こちらも超短波を使ったもの。

超短波は電波ですので地デジや無線などの通信手段として使われますが、ほかにもエステなどに役立つ特徴も持っています。

それが温熱です。

超短波によって細胞の内側と外側とで分子の回転が起こります。この摩擦によって熱が発生し、身体の奥深くまで温感が伝わります。

超短波の効果

血液循環をよりスムーズに

超短波の特徴である温熱機能は、血液循環をよりスムーズにする効果があると期待されています。

超短波が体内の奥深くから身体を温めることにより、血管は広がり、血液も巡りやすくなります。

老廃物の排出も進むため、疲労が蓄積された筋肉などの身体のこりもほぐされます。

新陳代謝を促す

温熱によって拡張した血管を血液が流れやすくなると、さまざまな物質も体内を巡りやすくなります。

その結果、細胞の働きが活発になり、新陳代謝が促進されます。

そもそも新陳代謝が落ちると体温が下降傾向となり、身体は熱を逃さないために皮下脂肪を蓄えると考えられています。

そうなると身体は痩せにくい体質に陥ってしまいます。

冷え性の緩和

冷え性は痩身の敵だといわれることがあります。

冷え性とは人が寒さを感じない温度なのに、手足など身体の各所が寒いと感じる症状です。お風呂に入っても布団に入っても特に手足が冷たく感じるなどの特徴があります。

冷え性の人は血液の流れが滞りがちになり、胃腸の働きが低下したり、疲労が取れにくくなるなどの体調不良が続くこともあります。

身体の奥深くを温める超短波の機器は、こうした冷え性の対策にも活用できます。

身体の奥で温められた血液は身体を循環し、冷え性を緩和することで新陳代謝もアップします。

超短波をエステに導入するメリット

身体の奥から温熱できる効果を持つ超短波は、さまざまな用途で使えるのが魅力です。
身体を温めることで、そもそも冷え性の対策になります。さらには血液循環をスムーズにすることで健康そのものにアプローチできます。
血の巡りが良くなることで新陳代謝がアップすれば、それだけ肌細胞の回復機能も高まり、美肌へと近づくこともできます。
そして、こうした色々な効果によって、エステで超短波マシンを利用したときの痩身にも期待が持てます。

超短波の選び方

業務用エステ機器はさまざまなメーカーが多様なマシンを発売しています。しかし、その中に超短波だけを搭載している機器は数えるほどしかありません。超短波に加え、ほかの電波や電磁波を複数搭載しているマシンが主流です。
エステサロンで業務用のマシンを実際に使う際も、超短波だけでなく、ほかの機能を搭載している機種を選んだほうが色々な施術に対応でき、顧客満足度もアップしやすくなります。

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