業務用痩身器の機能の効果とは

ヴィーナスラインには、スーパーパルスやハンドピース、ラジオ波、超音波というように、業務用痩身器には複数の機能が搭載されているため、機能によって期待できる効果が異なります。その中から6つの効果についてまとめました。

業務用痩身器の種類

超音波

周波数が高く人間の耳では聞こえないくらいの振動で、脂肪を燃焼させたい部分に直接働きかけます。マッサージ作用で血流が良くなることにより、脂肪を分解し、からだの外に排出できる状態に導きます。超音波機能が付いている業務用痩身器は、キャビテーションとハイフです。キャビテーションの超音波は皮膚の表層に、ハイフは深部まで働きかけます。超音波は脂肪を分解することはできますが、排出する機能はありません。排出機能のある痩身器と一緒に使用するとよいでしょう。

ラジオ波

ラジオ波は電磁波の一種。簡単に説明すると、電子レンジのようなもの。細胞の内側にある水分に電磁波を流して摩擦熱（ジュール熱）を発生させ、体の深部まで温めます。基礎代謝が上がることで、血流やリンパの流れが良くなり、余分な脂肪細胞や老廃物を外に排出させる効果があるとされています。熱が肌の奥深くまで届くため、コラーゲンやエラスチンを増加、肌にハリを与える効果も期待されています。ラジオ波には、モノポーラー式やバイポーラー式、マルチポーラー式の3種類があります。

モノポーラー式

モノポーラー式は、ラジオ波の一種。ラジオ波は、種類によって電極の数が異なります。モノポーラー式の電極は１個。皮下2cmまで直接電磁波を届けることが可能で、金属プレートを使って電磁波をからだに通すため、広く深くからだを温めることができます。金属プレートを離す瞬間に強い静電気を発生させるため、苦手な人も多いとか。使用するにはコツがいるので、セルフケアには向いていないでしょう。ラジオ波を搭載した業務用痩身機の中で、モノポーラー式を採用している事例が多いようです。

バイポーラー式

ラジオ波の一種。電極を２個使用しているのがバイポーラー式。プラスからマイナスの間をラジオ波が流れる仕組みです。小型なので、目元やフェイスラインといった肌の表面に使用されます。肩や二の腕を施術する場合も使われているようです。電極間内でしかアプローチできないのがデメリット。奥まで電磁波を流すには時間をかけるまたは強いラジオ波を流す方法が適しています。時間をかければ皮膚を傷つける可能性もあるので、バイポーラー式を採用している業務痩身機は少ないようです。

脂肪冷却

人間のからだのほとんどは水でできています。脂肪細胞は脂も多く含まれているので、脂肪細胞を分解するには、水と油両方にアプローチする機器が必要です。脂肪冷却は、水と脂が固まる温度差を利用した美容瘦身機器。水を固めるためには0℃以下で冷やさなければなりません。脂肪は4℃前後で固まるので、その仕組みを利用して余分な脂肪細胞を固めて外に排出させます。二の腕や太ももなど部分痩せができ、皮下脂肪の多い人に向いています。リバウンドがしにくいのもメリットです。

電気刺激

筋肉は電気が流れると縮み、流れないときは緩みます。この性質を生かして電気の刺激によって痩身を目指すのが電気刺激系の美容機器です。EMSやマグニートがこれに当てはまります。EMS は、専用のパッドを使ってほんのわずかな電流を流し、筋肉に刺激を与える施術方法。周波数が高ければ高いほどインナーマッスルにアプローチすることが可能です。筋肉を鍛えると、基礎代謝がアップ！代謝が良くなれば体質も改善されて太りにくいからだになります。